中印の国境交渉会議、1年ぶりの開催=パキスタンの原子力開発が焦点に―北京市

Record China    2008年9月19日(金) 10時38分

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18日、中国とインドの国境問題に関する会議が開催される。パキスタンの原子力問題をめぐり紛糾する可能性が指摘されている。写真は青海チベット高原の国境部にある査果拉。海抜5300mと中国で最も高い位置にある歩哨所となる。

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2008年9月18日、北京市で中国とインドの国境問題に関する会議が開催される。インド紙・タイムズ・オブ・インディアはパキスタンの原子力開発に中国が支持を示したことから、インド政府が厳しい姿勢で交渉に臨むと予想している。環境時報が伝えた。

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18日、19日の2日間にわたって開かれる国境交渉会議は2003年以来12回目、前回の会議以来1年ぶりの開催となる。中国の戴秉国(ダイ・ビングゥオ)団長、インドのナラヤナン代表を中心に国境問題以外にも両国間の幅広い議題について話し合うこととなる。

タイムズ・オブ・インディア紙はインド政府が強硬な姿勢を示すと予想している。特に中心的な問題となるのは今月初めに中国がパキスタンの「平和的な原子力使用」を認める姿勢を打ち出したこと。安全保障にも関わる問題だけにインド側の譲歩は難しく、同議題をめぐり会議が空転する恐れもあると見られる。(翻訳・編集/KT)

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