2008年9月12日、新年度を迎えた湖北省武漢市の湖北経済学院では、今年も4000人の新入生が希望に燃えて入学したが、入学式を終えるとさっそく、慣例である軍事訓練に突入した。

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中国の大学をはじめとした教育機関では、新学期のはじまりなどに2週間から1か月の期間で軍事訓練を実施するところが多い。学生らの規律意識の育成や国防意識の向上を目的とし、整列や行進、軍歌斉唱などを行う。一部では射的訓練や実弾射撃を取り入れているところもある。

今年の新入生は初の「90年代生まれ」。当然、1人っ子であり、改革開放政策のもとで育った恵まれた世代の彼らは、それまでの世代とはまったく異なる価値観と行動様式を有しており、しばしば理解の範疇を超える存在として問題になっているが、この日の軍事訓練にも「90年生まれ」の彼ららしい姿が垣間見えた。

規律正しい訓練にはばっちり日焼け止めを塗り、指輪やピアスなどのアクセサリーをジャラつかせて登場。訓練の最中も携帯メールに夢中…そんな彼らに生まれて初めて課せられた厳しい訓練。これから大学生活をはじめる彼らに、少々刺激的な洗礼となった。(翻訳・編集/愛玉)