五輪後初の「鳥の巣」大型イベント、安全面から中止に―北京市

Record China    2008年9月18日(木) 11時0分

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16日、北京五輪メインスタジアム「鳥の巣」の運営組織は、10月1日からの国慶節の連休期間中に予定されていたイベントが安全面の問題から市の許可が下りず、中止が決定したことを明らかにした。写真は夜空の下に輝く「鳥の巣」。

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2008年9月16日、北京五輪メインスタジアム・国家体育場(愛称・鳥の巣)の運営組織は、10月1日からの国慶節の連休期間中に予定されていた五輪後初の大型イベントが北京市治安総隊から許可が得られず、中止となったことを明らかにした。17日、京華時報が伝えた。

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「鳥の巣」運営組織は北京五輪開会前から、国慶節の連休期間中に国外のパフォーマンス・チームを迎えて初の大型イベントを開催することを計画していたが、同計画の実現は安全面の問題から中止となることが決定した。現在、国内外からの「鳥の巣」でのイベント申請は後を絶たないというが、時間的に逼迫していることから、今回の連休期間中は小規模な観客参加型のイベントがメインになるという。

このほか、北京五輪組織委員会と中国文化部が共同主催する大型文化展示プロジェクト「中国故事」によると、「鳥の巣」「水立方(国家水泳センター)」の北側に設けられた中国の文化遺産や民族文化を展示する30の小部屋「小祥雲」は国慶節の連休期間中も開放される。

「鳥の巣」「水立方」などの北京五輪・パラリンピック会場は、パラリンピック閉会後は原状を維持し市民に開放される。「鳥の巣」南側の観覧席下方にはビジネス区、総合体育文化モールが建設される予定。また、会場内部の解体および維持作業が国慶節の連休終了後に始まり来年初頭まで続くことから、中国国家安全局の同地区の駐在終了は早くとも来年初頭となる見通し。(翻訳・編集/汪葉月)

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