自信・礼儀・献身・寛容、五輪が変えた心理―中国

Record China    2008年9月16日(火) 20時13分

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14日、中国科学院心理研究所の時勘教授は中国新聞社に対し、北京五輪が中国国民に強い自信を与えるなど大きな心理的影響を与えたと指摘した。写真は天津市の公園。五輪以後、市民のスポーツ熱も高まっている。

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2008年9月14日、中国科学院心理研究所の時勘(シー・カン)教授は中国新聞社の取材に答え、北京五輪が中国国民に強い自信を与えるなど大きな心理的影響を与えたと指摘した。

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時教授は五輪を機にさまざまな国民心理の変化が明らかになったと指摘する。それは自信に満ち開放的で成熟した精神、ルールを守り礼儀正しい態度、政府を支持する積極的な姿勢、ボランティアが見せた奉仕の精神、外国人観光客を迎えた友情と熱意、劉翔(リウ・シアン)棄権に見せた寛容な心に代表されるという。

時教授はこの五輪の影響を受けた若い世代は大きく変わっていくだろうと指摘しつつも、こうした精神が真に根付くには20から30年の時間が必要で、その時にこそ五輪の残した遺産が最大限に生かされることになると話した。(翻訳・編集/KT)

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