<神舟7号>ロシアから乗り換えか?NASA幹部が極秘訪中―韓国メディア

Record China    2008年9月15日(月) 16時55分

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12日、韓国の「中央日報」は米国NASAの幹部が今年7月に秘密裏に北京を訪問。グルジア問題で関係悪化したロシアの代わりに中国の「神舟7号」借用などの協力を要請したという。写真は3月に行われた水中での模擬訓練。

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2008年9月12日、韓国の「中央日報」は12日付の米国NASA(米国航空宇宙局)機関誌に掲載された「米国との共同宇宙開発を中国側に打診している」という記事を紹介。これを中国の「環球時報」が伝えた。

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NASA発行のレポートによると、今年7月に同局の副局長率いるグループが極秘裏に北京を訪問。中国側に米国との共同宇宙開発を提案したという。米国は2015年に次世代タイプの宇宙ロケットを打ち上げる予定で、2010年からの5年間はその他のロケットを打ち上げる計画はない。この期間中に中国が発射するロケットを「借用」して宇宙探査を行いたいもよう。

米国ではこれまでロシアの宇宙船を借りて宇宙ステーションなどの共同開発を実施していたが、グルジア問題で両国の関係が一気に悪化。このためロシアの代わりに中国を共同開発の相手に選んだとしている。NASAは今月25日から30日までに発射される予定の「神舟7号」の先進科学技術に注目しており、関係者は「欧米諸国と肩を並べた」ともされる中国の科学レベルを高く評価しているという。(翻訳・編集/本郷)

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