<中国人実習生虐待><続報>ジャーナリストに脅迫電話、派遣会社は実習生保護を拒否

Record China    2008年9月15日(月) 7時26分

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9月14日、山梨県で8月22日、待遇改善を求めた中国人実習生6人を強制帰国させようとした「虐待」事件で、これを公表した在日中国人ジャーナリストに脅迫電話が多数かけられていたことがわかった。写真は中国外交部。

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2008年9月14日、在日中国人ジャーナリスト莫邦富氏が最初に報道した中国人実習生への「虐待」事件で、女性実習生6人を日本に派遣した中国企業の社長が来日。だが実習生らは社長との面会を拒否した。「新京報」が伝えた。

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山梨県昭和町のクリーニング会社「テクノクリーン」で実習生として働いていた中国人女性6人が過酷な労働に疲れ同社に待遇改善を求めたところ、8月22日に突然「強制帰国」させられそうになったという。このさい抵抗した3人が負傷して支援組織に保護され、残りの3人は強制的に帰国させられた。

この事件を報道した莫氏のところには、脅迫や嫌がらせの電話が、多いときには3時間で20数回もかかってきたという。多くのメディアがこの事件を取り上げた後は、この種の電話はなくなった。

実習生6人を日本へ送りこんだ中国湖北省の人材派遣会社の王香社長は今月来日。9月10日に在日中国大使館側から事件の善処を求められた。翌11日には莫氏に電話をかけ、面会を約束。王社長は莫氏から「脅迫や報復、攻撃から実習生を守って欲しい」との依頼を拒絶しただけでなく、保護されている3人の実習生と単独で会わせるよう要求したという。3人は王社長との面会を拒否し、日本の法律に沿ってテクノクリーン社の責任を追及するとしている。(翻訳・編集/本郷)

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