Record China 2008年9月13日(土) 18時21分
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13日、中国の有名メーカー「三鹿集団」の粉ミルクを飲んだ乳児が相次いで腎臓結石や尿路結石を発症した事件で、問題の粉ミルクが台湾に流通していたことがわかった。写真は問題のメーカー製造の粉ミルク。
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2008年9月13日、「台海ネット」は、中国の有名メーカー「三鹿集団」の粉ミルクを飲んだ乳児が相次いで腎臓結石や尿路結石を発症した事件で、問題の粉ミルクが台湾に流通していたと伝えた。
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河北省石家荘市にある大手乳製品メーカー・三鹿集団が製造した粉ミルクの汚染問題は、中国本土だけでなく台湾まで巻き込む騒動へと発展した。中国国家質量監督検験検疫総局(質検総局)の緊急通達を受けて、中国国務院台湾事務弁公室の楊毅(ヤン・イー)報道官は12日、恒天然商貿有限公司が輸出した三鹿集団製造の問題の粉ミルク25tが台湾に流通していたと発表した。
中国本土の追跡調査によると、その大部分が台湾の同メーカー系列に納入されており、流通範囲はまだ特定できるという。中国政府は同メーカーに対して、台湾の関連企業に当該製品の販売禁止を通告するとともに、早急に回収するよう命じている。
記事は、「今年3月から、同メーカーには消費者から子どもの尿が濁っている、尿に結石が混じっていたなどのクレームが寄せられていたが、事態が完全に公になったのは今月になってから」と指摘。今月、中国本土では同メーカーの粉ミルクを飲んだ乳幼児が相次いで腎臓結石を発症しており、そのうち甘粛省では1人の死亡が確認されている。(翻訳・編集/SN)
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