<赤ちゃん結石><続報>故意か?粉ミルクにメラミン混入、関係者78人を聴取―河北省石家荘市

Record China    2008年9月12日(金) 22時33分

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12日、三鹿集団の粉ミルクを飲んだ乳児の多くが結石を発症した事件で、河北省石家荘市の警察当局は何者かが有害物質のメラミンを故意に混入したとして、関係者78人から事情を聞いていたことがわかった。写真は問題のメーカー製造の粉ミルク。

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2008年9月12日、河北省石家荘市にある三鹿集団が製造した粉ミルクを飲んだ乳児が腎臓結石や尿路結石を発症した事件で、石家荘市人民政府は何者かが故意に同社の原材料乳に有害物質のメラミンを混入させたとして、警察当局が関係者78人から事情を聞いたと発表した。新華社通信(電子版)が伝えた。

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メラミンは有機窒素化合物の一種で、製品中のたんぱく質含有量を高く見せるために混入したと見られている。08年3月に消費者から三鹿集団に「子供の尿が濁っている」「尿の中に顆粒状のものがある」などの訴えが寄せられていた。6月以降には、同社の粉ミルクを飲用していた乳幼児が腎臓結石などを発症し医療機関で治療を受けたとの連絡をたびたび受けていたという。石家荘市警察当局は12日午前7時までにメラミン混入の疑いのある関係者78人を事情聴取するなどして捜査を進めている。

石家荘市委と同市人民政府は緊急会議を招集。メラミン混入の疑いがある同社製品をすべて回収し、同社の全製品に対する徹底した検査を行うとしている。(翻訳・編集/本郷)

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