<神舟7号>宇宙遊泳&船体外観を3D撮影へ―中国

Record China    2008年9月12日(金) 10時53分

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11日、近日の打ち上げを控えた宇宙船「神舟7号」が、宇宙での軌道飛行に移行した後、小衛星を帯同飛行することがわかった。乗務員による宇宙遊泳や飛行中の船体外観を3D画像で記録するのが目的だ。写真は神舟7号が打ち上げられる酒泉衛星発射センター。

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2008年9月11日、近日の打ち上げを控えた宇宙船「神舟7号」が、宇宙での軌道飛行に移行した後、小衛星を帯同飛行することがわかった。これにより、飛行中の神舟7号や乗務員の船外活動を近距離から撮影できることとなる。新快報の報道。

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中国の宇宙船プロジェクトは1999年以来、「神舟」としてこれまでに4回の無人機と2回の有人機、合計6回の打上げに成功してきた。今回の「神舟7号」では初の乗務員による宇宙遊泳が予定されており、05年の有人飛行船「神舟6号」、07年の月探査衛星「嫦娥1号」の打上げに続いて、中国の宇宙プロジェクト中でも重要な位置づけにあるとされている。

このほど明らかになった小衛星はCCD(電荷結合素子)立体カメラを搭載しており、飛行中の船体の外観写真や、「中国人初の」宇宙遊泳の様子を近距離から3D画像で撮影することができる。過去に打ち上げられた5号、6号では船内からの映像のみが地上に届けられたが、今回の新たな挑戦に関して、国内の専門家・焦維新(ジアオ・ウェイシン)氏は「決して高難度ではない」と太鼓判を押す。米メディアの報道によると、小衛星の大きさはサッカーボール大で、自動操縦機能により飛行軌道を確定し、神舟7号本体にしっかりと寄り添って飛行するという。(翻訳・編集/愛玉)

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