次世代クリーンエネ!炭層ガスの大型埋蔵を発見―陝西省

Record China    2008年9月10日(水) 22時44分

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9日、陝西省北東部の呉堡県で、推定埋蔵量160億立方メートル以上の大規模な炭層ガス田が発見された。

2008年9月9日、陝西省北東部の呉堡県で、推定埋蔵量160億立方メートル以上の大規模な炭層ガス田が発見された。中国新聞網が伝えた。

呉堡県では、07年9月から炭層ガス田の探査が行われて来た。今回発見された炭層ガス田の面積は、約93平方キロメートル。およそ500m〜1000mの深さで発見された。同県では、埋蔵量200億トンもの岩塩鉱床に次ぐ大発見としている。

炭層ガスとは、石炭に含まれている天然ガスのこと。主成分はメタンで、CO2排出が少ない次世代のクリーンエネルギーとして注目されている。炭鉱爆発の原因になるため、これまでは大気中に廃棄されていたが、これを回収・利用することで炭鉱事故や大気汚染の防止にもつながるとして、中国では急速にその開発・利用が進められている。(翻訳・編集/NN)

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