林芝空港初、民間航空機が着陸に成功―チベット

Record China    2006年9月3日(日) 10時45分

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世界で最も離着陸が難しい空港の1つと言われる林芝空港に、民間航空機が初めて着陸に成功した。

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2006年9月1日朝7時30分頃、四川(しせん)省成都(せいと)市を飛び立った中国国際航空機は、無事チベット自治区の林芝(ニンティ)空港に着陸した。林芝空港はチベットで3番目となる民間(軍が使用しない)空港で、チベット高原南部を流れる雅魯蔵布江(ヤールザンブジャン)河流域に位置し、雲霧に包まれた海抜4000m級の高山や険しい峰に周囲を囲まれている。こうした複雑な地形から、航空機は湾曲した狭い峡谷の間を飛ぶことになり、一番狭い場所ではその幅がわずか4kmしかなく、「世界で最も離着陸が難しい空港」の1つになると言われている。このような特殊な地勢・天候事情から、同空港の離着陸可能日は、年間わずか100日ほどだという。

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