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6日、湖南省吉首市で発生した数万人規模の暴動で、同市委員会宣伝部は、事件の原因となった不動産会社と暴動を起こした市民達との間で「和解が成立した」と発表した。市内の交通もすでに復旧しているという。写真は暴動現場。
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2008年9月6日、湖南省吉首市で発生した数万人規模の暴動で、同市委員会宣伝部は、事件の原因となった不動産会社と暴動を起こした市民達との間で「和解が成立した」と発表した。市内の交通もすでに復旧しているという。新華網が伝えた。
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事件の始まりは3日、違法な資金集めをしていた不動産会社からの元利返済が滞ったとして、市民が集団で地元政府に陳情に訪れた。だが、翌4日になって不満を爆発させた市民が市内に繰り出し、駅や道路が封鎖される騒ぎに発展した。
吉首市市委員会宣伝部によると、利率が半分に下がるとの噂を聞きつけた大口の出資者が一斉に撤退したため、資金繰りに行き詰った「福大不動産開発有限公司」が数千万元(1元=15円)相当の土地を売却。これが出資した市民達の不安を募らせる原因となった。
同公司はその後、利率30%で利息を支払ったことで出資した市民達と和解、違法な資金集めも停止した。一連の騒ぎによる死者は出ておらず、市内の交通もすでに通常通りの運行に戻ったという。(翻訳・編集/NN)
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