<中華経済>8月CPI、多くの金融機関が上昇率6%以下を予想―中国

配信日時:2008年9月5日(金) 16時6分
<中華経済>8月CPI、多くの金融機関が上昇率6%以下を予想―中国
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5日、8月の中国CPI(消費者物価指数)発表を11日に控え、投資銀行など金融機関による予想が相次いでいる。先に農業部、商務部が発表した農作物価格が安定していることを背景に、多くの金融機関は8月CPIが6%以下の伸びにとどまると予想した。
2008年9月5日、8月の中国CPI(消費者物価指数)発表を11日に控え、投資銀行など金融機関による予想が相次いでいる。5日付第一財経日報によると、先に農業部、商務部が発表した農作物価格が安定していることを背景に、多くの金融機関は8月CPIが6%以下の伸びにとどまると予想した。8月は7月の6.3%から継続して下落し、14カ月ぶりの低水準を記録する可能性が出てきた。6%を割れば08年に入って初めてとなる。

金融機関のうち、リーマン・ブラザーズの中国地区高級アナリスト、孫明春氏は8月のCPI上昇率を5.2%と予想。孫氏は「気温が下落するにしたがって食品価格も上昇するため、9、10月のCPIは小幅に反発するとみられる。しかし、今年残りの月でCPIが6%を超えるとは考え難い」と述べた。その他の金融機関では、興業銀行が4.9−5%、国泰君安証券が5%などと予想した。

CPIが下落に向かうとみる政府関係者も多い。国家情報センター経済予測部の范剣平主任は先ごろ、「8月のCPIが6%以下となることに意外感はない」と指摘。また、国家統計局の元局長、邱暁華氏は「コストや輸入の方面など物価上昇をもたらす国内要因が次第に減退している。08年通年のCPI上昇率は6.5−7%となる可能性が高い」とするリポートを発表した。(翻訳・編集/KS)
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