「抗議文を全文掲載できるか?」BBCに挑戦状―中国ネットユーザー

Record China    2008年9月5日(金) 18時2分

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9月4日、中国に関する「偏向報道」に業を煮やした中国人ネットユーザーが、英国BBC放送の中国語サイトに抗議文を投稿。「公平なメディアなら全文掲載するはず」と挑発してみたが…。写真は8月8日、五輪中継の準備をするBBCスタッフ。

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2008年9月4日、西側メディアの中国に関する「偏向報道」に不満を持つ中国人ネットユーザーが、その「偏向報道」の代表格とみなしている英国BBCの中国語サイトに抗議文を投稿。その文末に「BBCが客観的で公正な報道を目指しているなら、私のこの投稿を原文のまま掲載するはずだ」と記した。上海の「東方早報」が伝えた。

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9月2日GMT午後2時52分(北京時間午後10時52分)、BBC中国語サイト「中国人が中国を語る」欄に「西側メディアは改革中の中国にいかに対応すべきか?」という文章が掲載された。全文2390字からなるこの文章の作者は「李先生」となっている。

「李先生」は「西側メディアは意識していないだろうが、あなたたちは『中国』を失いつつある。あなたたちは中国をまったく理解していないし、理解しようとしていない」と厳しく指摘。特にBBCに対しては「長期間くどくどと中国に関するマイナス報道ばかり続けている」と強く非難しており、最後に「この私の文章を1字1句削除せずに掲載できるか?」と挑戦的な文章で締めくくっている。

この投稿文に対しBBCの編集者は、「我々は挑戦を受け取った。『李先生』の文章は必要な校正以外は手を加えず全文を掲載している」とのコメントを添えて発表。さらに「意義のあるテーマと意義のある理性的な討論をBBCはいつでも歓迎する」との姿勢を示した。(翻訳・編集/本郷)

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