台湾メディアの皆様、「南韓」でなく「韓国」ですが何か―在台北代表部

Record China    2008年9月5日(金) 12時5分

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4日、韓国在台北代表部は、台湾のマスコミ各社に対して「報道の際、韓国を表す呼称として『南韓』を使用せず、正式名称である『韓国』を使用してほしい」との通知を行った。写真は南北の軍事境界線(DMZ)・板門店(バンムンジョム)。

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2008年9月4日、台湾・聯合報の報道によると、韓国在台北代表部は、台湾のマスコミ各社に対して「報道の際、韓国を表す呼称として『南韓』を使用せず、正式名称である『韓国』を使用してほしい」旨の文書による通知を行ったという。「中国新聞網」が伝えた。

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同代表部の送付した文書には「台湾のメディアが韓国を『南韓』、『South Korea』と表記するのは適当ではない。今後報道する際には『韓国』または『Repabulic of Korea』の呼称を使用してほしい」と記載され、その理由として「『南韓』は正式な呼称ではなく、北朝鮮(北韓)と同時に報道する際の区別のための呼称に過ぎないから」と説明している。

同代表部によると、台湾の多くのマスコミでは以前から韓国を「南韓」と表記しており、最近では「韓国」という表記がほとんど見られない状態まで進行したため、文書の通知に至ったとしている。

ただ、同代表部では「『韓国』『Repabulic of Korea』の呼称は一般化しているため、世界の他地域では呼称問題は存在しない」との理由を示し、「通知は韓国政府からの指示ではなく、我々の判断で行った」と強調。両政府間の問題に発展せぬよう配慮したものと見られている。(翻訳・編集/HA)

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