台湾人観光客が国連本部の見学を拒否される、米議員「中国の圧力」―米メディア

Record China    2017年12月25日(月) 22時40分

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23日、米国際放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の中国語版サイトは、台湾人観光客がニューヨークに国連本部の見学を拒否されたことについて、米国会議員が米国の国連大使に解決を求めたと報じた。写真は国連。

2017年12月23日、米国際放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の中国語版サイトは、台湾人観光客がニューヨークに国連本部の見学を拒否されたことについて、米国会議員が米国の国連大使に解決を求めたと報じた。

共和党の下院議員であるティーブ・シャボット、クリス・スミスの両氏は22日にニッキー・ヘイリー米国連大使宛てに書簡を送り、国連本部に入れなかった台湾人観光客についての問題解決を求めた。両氏は書簡の中で「昨年5月の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統就任以降、中国は台湾人観光客を国連本部に入れないよう国連を説き伏せている。下院外交委員会の重要メンバーとして、台湾人観光客が国連本部に入れなかったことに対して重大な関心を持っている」と記した。

また、「これは単発の事件ではない。中国は世界保健機関や国際刑事警察機構、国際民間航空機関といった国連下部組織への台湾の参加を阻み続けている。米台関係は米国の利益にとってとても重要だ。台湾系米国人との交流や、台湾との持続的な接触により、米台関係の重要度が増していることが明らかになった」としている。(翻訳・編集/川尻

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