来年のノーベル文学賞候補に安徽省出身の詩人―中国

Record China    2008年9月5日(金) 10時46分

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4日、安徽省出身の詩人、葉世斌氏が、09年のノーベル文学賞候補に推薦されていたことがわかった。写真は安徽省馬鞍山市にある唐の詩人「李白」の墓。

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2008年9月4日、安徽省出身の詩人、葉世斌(イエ・シービン)氏が、世界各国の詩の翻訳や研究を行う「国際詩歌翻訳研究センター(IPTRC)」から09年のノーベル文学賞候補に推薦されていたことがわかった。同センターが中国人の詩人を推薦するのは初めて。解放網が伝えた。

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同センター主席で世界詩人大会国際執行委員会執行委員の張智(ジャン・ジー)氏によると、世界各国から集まった国際執行委員10人が無記名方式で投票し、葉氏の推薦を決めた。葉氏本人には昨年9月、すでにその旨が伝えられていたという。葉氏は今回の快挙について、「特にすごいことだとは思っていない。自分にとって大切なのは、これからも質の高い作品を作り続けること」と淡々と述べている。

葉氏は安徽省出身。安徽師範大学[シ除]州分校中文科卒、文学学士。中国作家協会会員、世界詩人協会(WCP)会員。安徽大学兼任教授、[シ除]州学院客員教授。82年から創作活動開始、これまでに世界各国100冊以上の雑誌に詩や小説を投稿している。(翻訳・編集/NN)

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