北東アジア経済協力フォーラム、「図們江開発計画」の促進図る―吉林省長春市

Record China    2008年9月3日(水) 17時56分

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1日、吉林省長春市で「第4回北東アジア経済協力フォーラム」が開幕した。主要議題は、北東アジア経済圏開発の象徴とされる「図們江開発計画」について。写真は06年の「第2回北東アジア経済協力フォーラム」。

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2008年9月1日、吉林省長春市で「第4回北東アジア経済協力フォーラム」が開幕した。主要議題は、北東アジア経済圏開発の象徴とされる「図們江開発計画」について。長春紙「新文化報」が伝えた。

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「図們江開発計画」とは、中国、ロシア北朝鮮にまたがる図們江流域を多国間の協力によって開発しようというもの。90年代初めから、国際連合開発計画(UNDP)の主導で進められてきた。計画には上記3か国のほか、韓国とモンゴルも参加しているが、日本はオブザーバーに止まっている。

フォーラムでは、第10期全国人民代表大会常務委員会の蒋正華(ジアン・ジョンホワ)副委員長が、「新しい開発計画はすでに国務院に報告されている。今後は中国、ロシア、北朝鮮の首脳会談を定期的に行うよう枠組みを作り、日本を含めた6か国における協力体制を固めていきたい」と述べた。

このほか、ロシアのプーチン首相がこの計画に「積極的な支持」を表明したほか、UNDPのナターリア・ヤチェイストヴァ(Nataliya Yacheistova)氏も「たくさんの国や地域に参加して欲しい」と呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)

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