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1日、長江、黄河、メコン川という中国3大河の水源地を特定するプロジェクトが、青海省で間もなく正式スタートする。ハイテクを駆使して位置を特定する計画だという。写真は青海省にある黄河源流。
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2008年9月1日、新華網によると、青海省が組織して中国3大河の水源の位置を特定するプロジェクトが間もなく正式にスタートする。調査活動には、国内の代表的な専門家30人が参加し、長江、黄河、瀾滄江(メコン川)という中国3大河の水源について、位置の特定にあたる。
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3大河は、いずれも青海省南部の高原に水源があるとされ、そのため青海省は「三江源」「中華水塔」とも呼ばれている。
省測量局によれば、3大河の水源を確定する活動は、長さや源流の地理的座標の特定など国の基本的な地理データを作成する上でも重要だと話し、これまでも同種の活動はたびたび行われてきたが、水源の具体的な位置は未だ特定を見ていないと指摘。
調査は国家測量局の指導のもと、武漢大学測量学院の協力を得て行われ、GPS(全地球測位システム)やGIS(地理情報システム)、センサー技術などのハイテクを駆使して位置を特定する計画。11月末までには位置を特定し、報告するという。(翻訳・編集/岡田)
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