宋慶齢銅像、おしゃれな「帽子論争」勃発!―湖北省武漢市

Record China    2008年9月3日(水) 11時8分

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8月31日、これまで孫文の記念物がなかった武漢市内の中山公園に高さ7.6mの孫文・宋慶齢夫妻の彫像の銅像が登場。「宋慶齢像に帽子は必要か?」という議論が起きている。写真は06年6月、上海で公開された同夫婦の写真と銅像。

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2008年8月31日午前、武漢市内の中山公園に高さ7.6mにもなる、孫文(孫中山)・宋慶齢夫妻の彫像が現れた。国内の著名な彫刻家たちが作製した模型だが、「宋慶齢に帽子は必要か否か?」という議論が続いている。荊楚網が9月1日付で伝えた。

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国内には30の中山公園があり、それぞれ孫文を記念する物が置かれている。しかし、武漢市の中山公園にはそれがなく、市民から「何か欲しい」との声が起きていた。そのため、全国ではじめて孫・宋夫妻の銅像を設置することになった。モデルとなる写真は孫文の孫娘孫穂芳博士の意見を聞き、1915年の結婚写真が選ばれた。

武漢市の公園事務局により、設置場所は中山公園の中でも人の流れが集中する中央円形広場が選ばれた。彫像の周辺には宋慶齢が最も好んだとされる菊の花を配す。

彫像をめぐって「宋慶齢の頭上に帽子は必要か?」が議論されている。「帽子をかぶせた方が、宋慶齢のファッション意識を表せるのでは」という意見や「いや、彼女の独特な髪型への気遣いがわからないし、そもそも顔が見えない」という意見など様々だという。責任者によると、「ともあれ、ここまで2年かけた。来年には完成の予定」という。「帽子論争」はいつまで続くのか。(翻訳・編集/小坂)

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