中国の今年の漢字は「享」、今年のワードは「初心」―中国メディア

人民網日本語版    2017年12月23日(土) 13時40分

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国家語言資源モニタリング・研究センターと商務印書館などが主催する「今年の漢字」が21日、北京で発表された。今年の中国の漢字には「享」が、中国のワードには「初心」が選ばれ、今年の世界の漢字には「智」が、世界のワードには「人類運命共同体」がそれぞれ選ばれた。

国家語言資源モニタリング・研究センターと商務印書館などが主催する「今年の漢字」が21日、北京で発表された。今年の中国の漢字には「享」が、中国のワードには「初心」が選ばれ、今年の世界の漢字には「智」が、世界のワードには「人類運命共同体」がそれぞれ選ばれた。人民網が伝えた。

その他、国家語言資源モニタリング・研究センターは、ビッグデータコーパスをベースに、言語情報処理技術を駆使して、2017年度の流行語トップ10、ニューワードトップ10、ネット流行語トップ10をまとめた。こうした今年人気となったワードやフレーズは、中国の主流メディアや国民が注目したことを忠実に記録し、漢字の発展の動向と変化を反映している。

「十九大(中国共産党第19回全国代表大会)」が最も注目されたトピックスとなり、十九大報告で言及された「新時代」や「不忘初心、牢記使命(初心を忘れず、使命を胸に刻む)」などの言葉が瞬く間に人気となった。今年のニューワードは、社会発展の歩みや人々の心理的変化を反映し、政策関連の「雄安新区」や「留置」、民生関連の「共有産権房(不動産所有権共有住宅)」や「租購同権(賃貸住宅居住者とマイホーム所有者に就学などで同じ権利を与える政策)」、国際情勢関連の「通俄門(ロシアゲート)」や「金磚+(BRICS+)」などが選出された。

ネットユーザーの注目を集めている今年のネット流行語には、ゲーム関連の「皮皮蝦、我們走(シャコ君、レッツゴー)」、「還有這種操作?(こんなやり方もありなわけ?)」、バラエティー番組がきっかけで流行した「打call(コール)」、「ニー有freestyleマ?(freestyleある?)」などが選ばれた。ネット流行語はシンプルな言葉で、使用者の心境や気持ちを描写、表現しており、ネットユーザーらの心情をリアルに反映しているだけでなく、その使用環境にもマッチしている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

■2017年度流行語トップ10

十九大(中国共産党第19回全国代表大会)

新時代(新時代)

共享(シェア)

雄安新区(雄安新区)

金磚国家(新興5カ国、BRICS)

人工智能(人工知能

人類運命共同体(人類運命共同体)

天舟一号(天舟1号)

●起袖子加油干 (腕まくりして頑張ろう、●は手偏に魯)

不忘初心、牢記使命(初心を忘れず、使命を胸に刻む)

■2017年度ニューワードトップ10

雄安新区(雄安新区)

共有産権房(不動産所有権共有住宅)

共享充電宝(シェアモバイルバッテリー)

通俄門 (ロシアゲート)

租購同権(賃貸住宅居住者とマイホーム所有者に就学などで同じ権利を与える政策)

留置(留置)

灰犀牛(灰色のサイ)

金磚+(BRICS+)

勒索病毒(ワナクライ)

地条鋼(規定の品質を満たさない違法鋼材)

■2017年度ネット流行語トップ10

打call(コール)

ガー聊(気まずい会話)

ニー的良心不会痛マ?(あなたの良心は痛まないの?)

驚不驚喜、意不意外(驚きだよね、想定外だよね)

皮皮蝦、我們走(シャコ君、レッツゴー)

扎心了、老鉄(グサッときたよ、アニキ)

還有這種操作?(こんなやり方もありなわけ?)

●(對の下に心)(恨む)

ニー有freestyleマ?(freestyleある?)

油膩(脂ぎった)

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