<手足口病>感染の乳児が入院直後に死亡―香港

Record China    2008年9月2日(火) 21時14分

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1日、手足口病(EV71)に感染していた生後11か月の乳児が亡くなった。中国本土にウイルス流行の兆しがないか注意すべきだと、専門医が指摘している。写真は香港・食物環境衛生署。

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2008年9月1日、香港「文匯報」によると、香港の病院に入院してわずか2時間で生後11か月の乳児が死亡した。手足口病(EV71)に感染していたものと見られる。中国新聞網が伝えた。

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香港衛生予防センターによれば、乳児の粘膜を検査したところ、EV71ウイルスの陽性反応が出ており、3歳の姉にも感染が認められたが、こちらは症状が安定しているという。

EV71型は腸道ウイルスの中でももっとも感染力が強いが、死亡率はそれほど高くなく、今回亡くなった乳児は中国本土から香港へと長距離を移動し、抵抗力が弱まったことが影響したのではないかと見られている。乳児は29日、発熱と呼吸困難に陥り、肺炎の疑いで広東省海豊県の病院に入院。31日深夜、香港の救急病院で治療していたところだった。

小児科の専門医によれば、EV71ウイルスは春と冬に流行しやすいが、他の季節にも流行する可能性はあるとし、中国本土にウイルス流行の兆しがあらわれていないか注意すべきだと指摘している。(翻訳・編集/岡田)



   

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