<四川大地震>「英雄」たちの救援活動、小中高の教材に義務づけ―中国

Record China    2008年9月2日(火) 11時56分

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9月1日、中国教育部は全国各地の小中高で使用される学校教材について、今年発生した四川大地震の救援活動とそれに携わった多くの「英雄」たちについて記述するよう求めているという。写真は5月、都江堰市の被災地。

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2008年9月1日、中国の学校では新学期が始まったが、上海教育出版社の中学3年生向け「語文(日本の国語に当たる)」の新教科書のなかに、今年5月12日に発生した四川大地震を題材にした記述があった。北京市の「法制晩報」が報じた。

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教育部関係者によると、教育部はすでに全国各地の学校で使用される小中高の新しい教科書に関して、四川大地震の救援活動とそれに携わった多くの「英雄」たちについて記述するよう要求しているという。だが新学期から使用される教科書のほとんどがすでに出版済みであり改訂も間に合わないため、四川大地震を採り上げた教科書は早くて来年の春から全国の学校で導入される見込み。

教育部の李衛紅(リー・ウェイホン)副部長は「四川大地震の際に行われた救援活動は、思想政治教育の生きた教材であり豊富な資料である。各教育部門と学校は抗震救災(地震と戦い被災者を救う)精神の高揚に努め、生徒1人1人の脳裏にこの精神を浸透させるべきだ」と語っている。(翻訳・編集/本郷)

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