<中華経済>化学肥料の特別輸出関税適用期間を延長、一部は税率引き上げ―中国

Record China    2008年9月2日(火) 7時6分

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1日、財政部はこのほど、化学肥料に課す特別輸出関税の徴収期限を08年末までに延長し、一部製品の税率を引き上げると発表した。

2008年9月1日、1日付中国証券報によると、財政部はこのほど、化学肥料に課す特別輸出関税の徴収期限を08年末までに延長し、一部製品の税率を引き上げると発表した。

国務院は4月、化学肥料の国内供給確保を狙った輸出抑制策として、肥料の需要ピークとなる4月20日から9月30日まで、化学肥料とその原料に対し通常の輸出税率のほかに100%の特別輸出関税を上乗せすることを決定した。しかし、08年上半期の鉱物肥料と化学肥料の輸出は前年同期比71%増の778万トンに急増。尿素に至っては前年同期の約3倍の378万トンに達するなど、課税効果は表れなかった。

このため政府は特別輸出関税の課税期限を12月31日までに延長することを決定。窒素肥料と合成アンモニアに対しては同税率を150%に引き上げた。同時に08年末までの期限付きで鳥ふん以外の動物性肥料や植物性肥料に対しても1トン当たり460元の輸出税を課す。(翻訳・編集/HI)

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