中国、エコロジー路線への転換図る―米紙

Record China    2008年9月2日(火) 11時40分

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31日、米紙「ニューヨーク・タイムズ」は、「中国南部からの葉書」と題した論評を掲載。中国南部の広東省が「世界の工場」から脱却し、本格的なエコロジー路線を歩き出したと紹介した。資料写真。

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2008円8月31日、米紙「ニューヨーク・タイムズ」は、「中国南部からの葉書」と題した論評を掲載。中国南部の広東省が「世界の工場」から脱却し、本格的なエコロジー路線を歩き出したと紹介した。「環球時報」が伝えた。

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広東省はこれまで、安い人件費を武器に多くの外資系製造業を呼び込んできた。だが、ここ数年は石炭や石油など化学燃料の価格が高騰し、人件費も急上昇。そのため、かつてのポジションは今、ベトナムや中国西部地区に移行しつつある。同時に、「世界の工場」として中国経済を牽引してきた広東省は様相を一変、新たにエコロジー路線を歩み始めた。

記事は、中国が今後も発展を続けるには、よりクリーンで知的な産業を軸にする必要があると指摘。「CO2排出量の少ない経済」の構築を目指す広州市が、早くも低コスト高汚染の工場を郊外の農村地区へ移転させ、エコロジー企業などの呼び込みを積極的に展開している例などを紹介した。

生まれ変わりを図る広州市では今、風力発電や太陽光発電の現地企業が外資系企業の誘致を行っている。記事は最後に、「中国は今、大きな転換期を迎えている」と締めくくった。(翻訳・編集/NN)

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