武術、2016年の五輪公式競技化目指す―中国武術協会

Record China    2008年9月2日(火) 9時2分

拡大

31日、中国武術協会の会長が、2016年ロンドン五輪での中国武術の公式競技化を目指すと話した。写真は北京五輪で特別競技として行われた武術。

(1 / 8 枚)

2008年8月31日、中国新聞社によれば、北京オリンピック後に開かれる最初の国際競技として、「第4回散打ワールドカップ」が9月19〜21日に、黒竜江省ハルビン市で開催される。

その他の写真

「散打」は中国武術を競技化したもので、打撃と投げが認められる格闘技。男女別に48kg級、52kg級、56kg級など18の階級がある。散打ワールドカップは1999年の国際武術連盟の代表大会で2年毎の開催が決定して以来、すでに3回実施されており、今回の第4回ワールドカップは、国際武術連盟、中国武術協会が黒竜江省人民政府と協力して開催され、ロシア、イラン、ブラジル、フィリピン、マカオなど、26か国・地域から71人が出場する。

北京オリンピック期間には、IOC公認の「北京2008武術大会」が開催されたが、これはオリンピック公式競技でもなく、公開競技でもないという特例扱いでの開催だった。中国武術協会の王篠麟(ワン・シャオリン)会長は「2009年10月にロンドン大会の競技種目が決定されるまで残された時間は少ないが、公式競技化を目指して努力を続けていく」と話したという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携