訪日中国人が「予約して食べたい!」と思った日本グルメ、和牛や懐石料理を抜いて1位になったのは…

BRIDGE    2017年12月22日(金) 8時20分

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中国の旅行情報サイト「マーフォンウォー」と中国旅遊研究院が19日発表した中国の個人旅行に関するレポートで、海外旅行先の一番人気は日本ということが報告された。写真は成田空港。

中国の旅行情報サイト「マーフォンウォー」と中国旅遊研究院が19日発表した中国の個人旅行に関する2017年版レポートで、海外旅行先の一番人気は日本ということが報告された。

▼半数以上が個人で海外旅行

レポートによると、今年上半期の海外旅行者は6203万人(延べ人数。以下同)に達し、年間では前年比約5%増の1億2800万人が見込まれている。個人旅行者が海外旅行者全体に占める割合は53%。このほか、個人旅行(国内旅行も含む)への関心度を都市別に見た場合、北京、上海成都広州杭州重慶深セン、南京、西安武漢の順に高いことが明らかになった。

▼人気旅行先は日本、タイ、シンガポール

個人旅行の目的国・地域については、日本、タイ、シンガポール、ベトナム、米国、マレーシア、韓国、オーストラリア、モルディブ、スリランカの順に人気が高く、中国から距離的に近い国が大部分を占めた。また、人気度を都市別で見た場合、香港、バンコク、プーケット、東京、バリ島、シンガポール、マカオ、チェンマイ、ソウル、大阪、台北、ニャチャン、京都、サバ、クアラルンプールが上位15位に入った。京都が15位以内にランクインするのは今回が初めてだ。

▼宿泊先選びのキーワード、東京は「畳」や「夜景」

宿泊先の手配に関しては「1カ月以上前に予約を入れる」という人が最多の40%を占め、ホテルでは「景観の良さ」「宿泊環境」「ショッピング」「ミシュランの星付きレストラン」などのキーワードに着目する人が多かった。また、東京を訪れる個人旅行者の宿泊先選びとしては「畳の部屋」「ショッピング」「ミシュランの星付きレストラン」「カプセルホテル」「高層階からの夜景」が注目される傾向にあった。

このほか、国内旅行を含めモバイル端末による予約の割合が前年より大幅に増えたこと、海外旅行の宿泊先選びの際には20軒近くの情報が比較されていることなども明らかになっている。

▼訪日旅行者が好むグルメ、予約1位は「かに料理」

個人旅行者の海外でのお金の使い道を見た場合、「モノ」の購入金額が前年に比べ37.2%減る一方、飲食費は14%増えた。目的地別で飲食費が多いのはオーストラリア、カナダ、日本、スペイン、台湾の順で、人気グルメトップ5は海鮮料理、トムヤムクン(タイ)、ラーメン(日本)、スイーツ、バクテー(シンガポール)だった。訪日旅行者の間で予約最多だったのはかに料理を提供する店で、以下、和牛料理、ふぐ料理、懐石料理、うなぎ料理と続いた。(提供/Bridge・編集/Asada)

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