2008年9月8日、香港の「大公報」紙によると、香港の地元に住むカップルが、深夜、中国本土から観光に来ていた4人を雇って強盗をはたらいていたことが分かった。中国新聞網が伝えた。

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捕まったのは、香港に住む31歳と32歳のカップルと、たまたま中国本土から香港へ観光に来ていた20〜25歳の男性4人。カップルは手っ取り早く現金を手に入れようと思ったそのとき、ある店の中で中年の男女が麻雀に興じているのが目に入った。1局毎にさぞや高額のお金が動いているに違いないと思ったカップルは、偶然居あわせた4人を雇い、モデルガンを手にして店に押し入った。ところが、店内にいたのは単なるご近所同士、麻雀も“ノーレート”の健全な遊びだった。強盗グループが奪うことができたのは、現金あわせて1万元（約15万円）と、腕時計などわずかなアクセサリーだけだった。

グループがモデルガンを突きつけ、金目のものを物色している間に、1人が逃げ出して助けを呼び、駆けつけた警察官の手で、グループは抵抗する間もなく、あっけなく逮捕されてしまった。カップルは「地元民ではない本土の人と強盗に入れば足がつかないと思った」と話しているという。（翻訳・編集/岡田）