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<点描・北京五輪>朝倉浩之の眼・回憶 北京五輪(3)不便な市民生活 その1

Record China    2008年8月31日(日) 17時30分

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先日、友人に付き添って、小包を送りに郵便局に行った。送りたい品物を郵便局の窓口に持ち込んで驚いた。局員が、中の品物を一つ一つ丹念にチェックしているのだ。写真は08年6月、北京の郵便局での郵送物チェック。

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■■■■■2008年8月26日 ■■■■■

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先日、友人に付き添って、小包を送りに郵便局に行った。北京生活を続ける彼は、まもなく地方にある実家に戻ることになっており、身の回りの品物を郵便小包で向こうに送ろうというのだ。

送りたい品物を郵便局の窓口に持ち込んで驚いた。局員が、中の品物を一つ一つ丹念にチェックしているのだ。衣類は一枚ずつ広げて、書籍はパラパラとめくって、小物も丁寧に見て、一つ一つ、小包用のダンボールにつめ直していく。

そしてその中から、彼が愛用のアイロン、CDやDVD、ガラス製の小物は「NG」をくらってしまった。つまり「送ることはできない」というのだ。

6月1日から北京五輪の期間中、国内、国外を問わず、郵便小包によって送ることができるものは厳しい制限を受けており、多くの品目が「送付不可能」となっている。危険物や電池など日本でも海外郵送ができないものはもちろんだが、その範囲は驚くほど広い。その場で職員に尋ねると、具体的には

電化製品、注射器など医療器具、ガラス製品、香水や目薬などの液体

などは一律、送付禁止。

またCDやDVDについては、国際的に非難されている版権保護の問題もあってか、「購入時の領収書、もしくは職場などの証明」などがないと、一切受け付けられないという。以前購入したDVDの領収書など残っているわけはなく、さりとて、“たかが”DVDのために職場に「証明してほしい」というのも何なので、実質的にはこれも「送付不可能」である。

また面白いところでは、「ウイスキー入りのチョコレート」も送ることができない。“液体が入っているから”という理由なのだが、チョコレートなど食品に関しては、何らかの液体が混じっていないかどうか、かなり綿密にチェックされる。そして「正体不明」の品については、用途などを明らかにするよう求められるという。

この郵便小包の送付制限については、パラリンピック後も続き、10月末まで予定されているそうだ。

運送の危険を避けるなど、「テロ防止」のための措置ではあるのだが、かなり不便であることは間違いない。安全のためには仕方がない、と理解を示す市民が多いが、ほとんど具体的な広報もなく、郵便局で突然、「ダメだし」を食らうのは、なかなか面倒なことではある。

オリンピック期間中、北京市民は、こういった様々な生活や仕事上の不便を強いられている。(続く)

<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>

■筆者プロフィール:朝倉浩之

奈良県出身。同志社大学卒業後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ・ニュース・ドキュメンタリー等の制作・取材に関わる。現在は中国にわたり、中国スポーツの取材、執筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中国国際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。

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