交通死亡事故の捜査に不満、遺族らが村役場前で集団抗議―広東省広州市

Record China    2008年8月30日(土) 16時26分

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29日現地時間午後5時、広東省広州市増城市新塘村で、交通死亡事故をめぐる警察当局の捜査に不満を持った遺族ら40人余りが、村役場を取り囲む騒動が起きた。写真は広東省の警官(資料写真)。

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2008年8月30日、「信息時報」によると、29日午後5時すぎ(現地時間=以下同)、広東省広州市増城市新塘村で、交通死亡事故をめぐる警察当局の捜査に不満を持った遺族ら40人余りが村役場を取り囲むといった騒動が起きた。

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騒動の発端となったのは、ある交通死亡事故。事故原因は現在調査中とされているが、警察当局の捜査に不満を持った遺族らが、抗議行動を起こしたものとみられる。同日午後4時ごろ、遺族ら100人余りが、国道107号線に集結。車両の進行を妨害し、30分余りの交通渋滞を引き起こした。警察当局の説得に応じて、一旦は解散したかにみられたが、午後5時すぎ、40人余りが再び村役場前に集結。村役場の入り口に横断幕を掲げ、付近の住民とともに抗議活動を行った。警察当局は騒動を鎮圧したが、数人の警察官が暴徒化した民衆に鉄パイプなどで襲われ、負傷した。

増城市人民政府など地元指導部は事態を重視し、騒動の真相を明らかにするよう指示。その責任者を法に則って処分し、民衆の法教育を徹底するよう求めた。警察当局は、騒動の発端となった交通死亡事故の調査を進めると同時に、国家機関への暴行および公務執行妨害に対して、厳正に取り締まる意向を示している。(翻訳・編集/SN)

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