<北京五輪特集・悲劇のアスリート6/10>五輪人生にピリオドを打った「永遠の2番手」譚宗亮 (射撃)

Record China    2008年9月1日(月) 14時40分

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24日、ついに北京五輪が閉幕。数多くの歓喜のドラマの陰で悔し涙を流した「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。第6回は、射撃の中国代表、譚宗亮選手。

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2008年8月24日、ついに北京五輪が閉幕した。17日に渡る盛大な祭典では、歓喜のドラマが数多く生まれた一方、悔し涙を流した選手も存在する。中国中央電視台(CCTV、電子版)が「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。

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射撃の中国代表、譚宗亮(タン・ゾンリアン)選手(36)は、これまでに数々の国際大会を制覇するも、五輪大会ではどうしても結果を残すことができなかったため、今大会のメダルにかける意気込みは誰よりも強固だった。彼の長年のキャリアを、祖国開催の五輪メダルで美しく幕引きしたい。譚選手の競技人生にもたらされたのは、たった1枚の銀メダルだったが「五輪をめざす道もこれで終点だ。1枚のメダルでも満足さ」と語ったその笑顔は、どこかさびしげに映った。

■譚宗亮(タン・ゾンリアン)

1968年生まれ、中国・山東省出身の射撃(エアピストル)選手。中学2年生でスタートしたキャリアは、早くも翌年に省代表入り、22歳で国家代表チーム選出と順風満帆だったが、群雄割拠の中国エアピストル界では「永遠の2番手」とされていた。23年の競技人生で4度の五輪大会に出場、最後の出場となった今大会では、50mエアピストルでついに銀メダルを獲得する(北朝鮮選手のドーピング失格による繰り上げ受賞)。(翻訳・編集/愛玉)

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