日本がとても好き!だけど…、中国の若者の苦悩―香港メディア

Record China    2018年1月4日(木) 15時20分

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香港・フェニックステレビ(電子版)は日本にいる中国人留学生の体験談を掲載し、彼らが直面した困難を紹介した。資料写真。

香港・フェニックステレビ(電子版)は「都内で中国籍の女子大学院生・江歌(ジアン・ガー)さんが殺害された事件の影響もあり、日本の司法制度や中国人留学生の日本での生活に対しても関心を寄せる中国人が増えている。中国人留学生は日本で大きなグループとなっており、彼らはそれぞれに違った思いを胸に日本に来ている」とし、日本にいる中国人留学生の体験談を掲載し、彼らが直面した困難を紹介した。以下はその概要。

■日本に留学して5カ月の18歳男性

日本のアニメ漫画を見て育った僕は、高校卒業とともに日本に留学した。僕が最も大変だと感じたのは日本での生活ではなく、中国国内でのプレッシャーだ。親戚や友人は僕の日本留学を理解してくれず、普段あまり交流のない親戚までも、僕の日本留学に否定的な言葉を投げかけてきた。

日本に来た当初は、よくSNSに日本での生活を紹介していた。だけど、そのたびに「日本のどこがいいんだ?なぜ米国にいかない?」「日本に行ったからといって自分が中国人であることを忘れてはいけないよ」「日本に留学や旅行するやつは中国人としての気骨がなさすぎる」と友人や他人から批判された。

僕は説明も反応もしないようにし、そのうちSNSで紹介する気力もなくなった。日本に留学したからといって中国を愛していないということになるのか?全く理解できない。

今では、彼らの考えを変えようと努力するのではなく、距離を置くことにしている。僕は日本に来てまだ日が短くまだまだ日本を理解している段階だが、現時点では日本がとても好きだ。(翻訳・編集/内山

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