ずさんな予算管理が発覚、4400億円超に問題―中国

Record China    2008年8月28日(木) 11時42分

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27日、中国政府は2007年の予算執行状況及び財政収支の監査状況について報告。約4410億円の予算執行に問題があることが判明した。写真は湖南省で行われた四川大地震の募金活動。

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2008年8月27日、会計監査担当の国家審計署は2007年の中央政府の予算執行状況及び財政収支の監査状況について報告した。294億元(約4410億円)の予算執行に問題があることが判明した。中国新聞社が伝えた。

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審計署が指摘した問題のうち、ほとんどは予算の計画、管理がずさんであったというもの。年度当初の予算案が大ざっぱすぎる、一つのプロジェクトを複数部局が予算計上している、所属人数より多い公務員数を申告している、予算を別プロジェクトに流用しているなどの問題が見られた。ただし問題のあった予算のうち約59億元(約885億円)は明らかな違法性が認められるという。

中国では政府機関の無駄遣い、予算の不透明さが問題となっている。一説では地方政府なども合わせた全公務員の飲食経費は年4兆円に達するともいわれており、審計署の役割に期待が高まっている。(翻訳・編集/KT)

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