2008年8月26日、映画「ハムナプトラ3」の試写会が広州市で行われ、皇帝役を演じたアクションスターのジェット・リーが出席しインタビューに答えた。新快報が伝えた。

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アンディ・ラウ（劉徳華）や金城武と共演した映画「投名状」で悪役を演じ、今までとまるで違うイメージで世間を驚かせたジェット。「ハムナプトラ3」でも、引き続き悪役を演じている。悪役についてジェットは、「悪い人間を演じるのは、いい人より簡単。奪いたい、殺したい、という欲望むき出しで、他人の事を考えなくていいから。いい人の場合は、いつも自分の周囲や世間の目を気にしなくちゃいけない」と話し、「だから今回の映画はリラックスしてのぞめた」と笑顔で語っていた。

中国赤十字会傘下のチャリティー組織「壹基金」の発起人として、今年5月に発生した「四川大地震」の被災地救済に力を注いでいるジェット。地震発生直後に宣言したとおり、復興に尽くすため一定期間は映画から遠ざかるという。気になる復帰時期については、「少なくとも、今年いっぱいは演じるつもりはない」と話していた。

ジャッキー・チェンと共演したヒット映画「ドラゴン・キングダム」の続編について、世間からは期待の目が集まっている。これについてジェットは「世間では僕とジャッキーの対決がどうこう言ってるけど、映画って結局は稼げるかどうか。あの作品は大成功とは言えない」と話し、暗に再競演する意思のないことを示していた。（翻訳・編集/Mathilda）