2008年8月26日、上海市文明事務所、市公安局、交通警察総隊などの幹部は26日午後、上海市交通マナー建設工作推進会を開いた。2010年の上海国際博覧会に備えて、違法行為を撮影した写真をメディアや掲示板に掲載することも考慮に入れている。東方早報による。

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今年、警察は60の「交通マナー規範交差点」、8つの「交通マナー規範道路」を指定し、人や車の流れが集中する繁華街や国際博覧会周辺などを「交通マナー規範区域」とすべく人民広場など10か所で活動を展開、効果が見られているという。取り締まりの結果、8月までに778万件の信号無視などの行為が見られ、80％以上について注意が行われた。

警察はまた、政府関係各部門と協力して、点灯時間や関係標識、横断歩道を整備した。統計によると、240の交差点で調整を行い、「交通規範交差点」、「交通文明規範道路」、「交通文明規範区域」の全ての信号機にカウントダウン機能を取り付けた。警察はさらにこれら交差点などを増加させる考えだ。

同時に、市は上海国際博覧会開催に備え、さらに対策を強化する。その一環として交通違反行為の様子をメディアで配信すことを検討している。信号無視や横断歩道以外の場所での横断などを行った人に対しては写真や動画を撮影してメディアに公開するという。これにより市民の交通意識を高め、交通事故を減少させるのが狙いだ。（翻訳・編集/小坂）