<北京五輪・関連>どうなる五輪後の自動車規制?ネット上で熱い議論―北京市

Record China    2008年8月27日(水) 19時43分

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26日、北京市は五輪開催に際しナンバーによる自動車の通行規制を実施したが、これをこの後継続するか否かという議論がネット上で盛んに行われていると伝えられた。賛成派、反対派ともに議論紛々だ。写真は競技会場付近の五輪専用道路。

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2008年8月26日、北京五輪に際し、北京市はナンバーによる自動車の通行規制を実施したが、五輪後も維持すべきか否かについて賛成派と反対派がウェブ上で熱く意見を戦わせている。マイカーを所有する人々が集まるウェブ上のコミュニティでは7割以上が規制反対派だ。地元紙「新京報」が伝えた。

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今回のナンバーによる通行規制は北京の交通状況に大きな改善を見せた。空気汚染に関しても、北京上空に青空が見えた連続日数が観測史上最長となった。北京市交通管理局によると、いまだ規制をどうするか結論には至っていないという。

あるコミュニティでは約1万人が投票。「無条件に規制を継続すべき」が14%、「日数や場所を決めて限定的に規制継続すべき」が26%となり、38%が「(パラリンピック終了後の)9月20日に即時撤廃すべき」と答えた。しかし、マイカー所有者を中心としたサイトでは7割が規制に反対だ。

規制賛成派からは「今回の規制はとても貴重な経験になった。道も広い、空も青い北京。後世に伝えたい」「規制前の渋滞や空気の汚れが戻ってくると思うと耐えられない。規制に対する反動でもっとひどくなる」といった意見が出ている。

反対派からは「家族で外出するときに影響がある。金持ちに言わせればもう一台車を買えばいい話だが」「交通問題解決の鍵は石油価格と石油税の調整にある」といった意見が出ている。(翻訳・編集/小坂)

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