店入り口に「犬と都市管理職員入るべからず」の貼り紙、その真相は?―中国

Record China    2008年8月27日(水) 15時59分

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26日、南京市のある惣菜店入り口に「犬と城管(都市管理職員)入るべからず」の貼り紙が。この貼り紙の写真がネット上に公開されると、各掲示板では一斉に「城管たたき」が始まった。写真は07年3月、違法露天の取締りをする北京の「城管」。

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2008年8月26日、江蘇省南京市のある惣菜店の入り口に「犬と城管(都市管理職員)入るべからず」の貼り紙があったという。この貼り紙に注目したネットユーザーが写真を添えてネット掲示板に書き込んだことから、「悪名高い城管がきっとこの店に何かしたに違いない」とさまざまな憶測を呼んでいる。地元紙「現代快報」が貼り紙の真相を探った。

その他の写真

ネット上に公開された写真には上記の貼り紙のほかに、「南京の城管は立派だ。私みたいなよそ者を専門にいじめる」との貼り紙も。同紙記者は掲示板の書き込みと写真を頼りに問題の惣菜店を探し当てたが、そこにはもう貼り紙はなかった。店主は「なにも話すことはない」と取材を拒否。だが、「城管があんなことをしなければ、私だってこんなことするつもりはなかった」と本音をちらり。

管轄の城管職員に話を聞くと、惣菜店は午後10時以前に電灯看板を店先に置いていたため、注意してこれを没収したところ店主の妨害にあったという。次の日、城管局を訪れた店主は罰金を払うどころか、没収された看板を叩き割った。そして帰宅するとあの貼り紙を店先に貼ったとのこと。「店主はすでに我々に謝罪し、反省しているため不問に。城管の仕事は市民から誤解を受けやすい」とこの職員は嘆いている。ちなみにこの記事のコメント欄には「店主はまず犬に謝れ」「城管と並べるなんて、犬を侮辱している」の書き込みが目立つ。(翻訳・編集/本郷)

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