2018年7月26日、網易は、韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領がバーに出現し、市民らと酒を酌み交わしたと報じた。

26日、文大統領はソウルにあるバーに姿を出現。市民とともに酒を飲み、社会問題について語り合ったという。紹介された写真にはワイシャツにノーネクタイ姿の文大統領が、ビールの入ったグラスを片手に持ち同席した市民らと乾杯したり、市民の話に聞き入る様子が映っている。バーはガラス張りになっており、店の外にもメディアや市民の人だかりができ、リラックスした表情の文大統領の姿をカメラに収めていた。

この様子に、中国のネットユーザーは「これこそ人民に奉仕する良い大統領の姿だ」「民と喜びや苦しみを共にし、傾聴して疑念を解く。そうすれば国は強くなるし、国民も希望を持つ」「他の人と違って、今の韓国大統領はいい人だな」「サングラスのSPの姿も見えないし、周囲の規制も張らないし、すごいな」といった好意的な感想を残している。

一方で「周囲300メートルの人はみんなパフォーマンスのためのエキストラではないのか？」「5分間ぐらいしかいなかったのでは？車を降りて店に入って、写真を撮ってさようなら、みたいな」「韓国人はパフォーマンス大好きだからな」など、あくまでもパフォーマンスであるとの見方をするユーザーも少なくない。

また、「しかし、ハイリスクな仕事だよね。この国の大統領は誰一人として幸せな人生の末路を迎えていないのだから」「文大統領の素晴らしい日々も長くは続くまい。牢屋で前の大統領が待っているよ」「親民的なアピールをしても、青瓦台（大統領府）の呪縛からは逃れられない。朴槿恵（パク・クネ）前大統領も以前市民と一緒にキムチを漬けていたことを忘れるな」など、文大統領の行く末を案じる声も多く見られた。（翻訳・編集/川尻）