2008年8月21日、中国インターネット情報センター（CNNIC）は、五輪選手名と同じドメイン名を使用している国民が、自主的にそれを無償で返上する現象が起きていると発表した。該当するドメイン数は200以上にも及ぶという。新浪科技が伝えた。

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CNNICによると、中国には同姓同名が多く存在するため、五輪選手と同じ名前でドメイン登録した人が数多くいる。今回返上されたドメイン名は、体操の黄旭（ホワン・シュー）選手や競泳の劉子歌（リウ・ズーゴー）選手など10人以上の金メダリストを含む200人分以上にも上った。

CNNICは五輪開幕前、選手と同じドメイン名を持つユーザーに対し、「選手用に寄付するよう」呼び掛けてきたという。これまではこうしたユーザーに対し、世間では「転売目的」という見方が強かったが、CNNICでは「ほとんどが単なる同姓同名。営利目的で所有している人はいなかった」と説明している。（翻訳・編集/NN）