<北京五輪・関連>「国境なき記者団」は報道にあらず、警戒呼びかけ―香港

Record China    2008年8月17日(日) 12時34分

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15日、NGO組織「国境なき記者団」について、香港鳳凰衛視の主席評論員は「記者など1人も存在せず、世界中のメディアから無視されており、中国を敵視している」と非難した。写真はアンソニー・ユン氏。

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2008年8月15日、中国の「環球時報」は香港鳳凰衛視(フェニックステレビ)主席評論員アンソニー・ユン(阮次山)氏が8月12日の番組「新聞今日談」で、「『国境なき記者団』は『報道の自由』を振りかざしながら北京五輪の妨害を企てている組織」と批判したことを伝えた。

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「『国境なき記者団』は単なるNGO(非政府組織)であり、記者とは無関係。メンバーに記者など1人もいない。全世界の主要なメディア団体は彼らの加入を禁止している」とユン氏。「この組織は中国を敵視しており、北京五輪開催決定当初からさまざまな騒音を世界にまき散らしている」と指摘し、「中国の行政や民間は『記者』と聞いただけで敬意を表するが、『国境なき記者団』は報道機関ではない。彼らには記者証を発行すべきではないし、彼らに取材する権利はない」と強く主張。

番組の最後でユン氏は、中国社会に「国境なき記者団」に対する警戒を重ねて呼びかけるとともに、「彼らが非友好的かつ旅券法に違反する行為を中国国内で続けるなら、国外へ退去してもらうしかない」と結んだ。(翻訳・編集/本郷)

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