<北京五輪>中国活躍の裏に外国人コーチの存在あり、ボーダーレスな活躍に受容呼びかけ―香港紙

Record China    2008年8月16日(土) 15時25分

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15日、香港紙は「北京五輪での中国代表選手の活躍の裏には、外国人コーチの存在が大きい」としたうえで、「海外兵団」に対して冷静に対応するよう国民に呼び掛けた。写真は12日にフェンシング男子サーブル個人で優勝した中国代表・仲満選手と外国人コーチ。

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2008年8月15日付の香港紙「大公報」は、「北京五輪での中国代表選手の活躍の裏には、外国人コーチの存在が大きい」としたうえで、「海外兵団(外国チームの一員として五輪に参加する中国出身者)」に対して冷静に対応するよう、国民に呼びかける記事を掲載した。中国新聞社(電子版)が同日付で伝えた。

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北京五輪でメダルラッシュに沸く開催国・中国。代表団は今大会、16か国から外国人コーチ38人を迎えている。同紙によれば、選手らの活躍には、外国人コーチの存在が大きいという。例えば、中国勢初の金メダルを獲得したアーチェリー女子個人の張娟娟(ジャン・ジュエンジュエン)、フェンシング男子サーブル個人の仲満(ジョン・マン)をはじめ、フェンシング女子サーブル団体で4位に入賞した中国チームは、いずれも外国人コーチに師事している。このほか、競泳女子200mバタフライで世界新記録をマークし、中国競泳初の金メダルに輝いた劉子歌(リウ・ズーガー)のコーチは、外国人ではないが豪州の水泳クラブで4年間指導に当たっていたという。

同紙は、中国代表選手の活躍を支えた外国人コーチについて、「中国が苦手とする競技に最先端の技術やトレーニング法を導入し、世界の強豪選手にその存在を知らしめた」と絶賛。その一方で、バレーボール女子アメリカ代表監督の郎平(ラン・ピン)や、飛び込みのオーストラリア代表を率いる童輝(トン・フイ)など外国勢の中国人コーチ、外国籍を取得した元中国人選手ら「海外兵団」に触れ、中国代表選手の指導に当たる外国人コーチの度量でもって、「海外兵団」に対して冷静に対応するよう国民に呼び掛けた。(翻訳・編集/SN)

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