なぜ広東人は日本車を好む傾向にあるのか―中国メディア

Record China    2017年12月11日(月) 7時0分

拡大

10日、新浪に、なぜ広東人は日本車を好む傾向にあるのかについて分析する記事が掲載された。写真は広州市。

2017年12月10日、新浪に、なぜ広東人は日本車を好む傾向にあるのかについて分析する記事が掲載された。

記事は、中国では「北方と南方では自動車の購入に異なる傾向がみられる」と指摘。北方ではドイツ車や米国車を好む傾向にあり、南方では日本車や韓国車を好む傾向があるという。

記事によれば、自動車文化という角度から見た場合、「南方の中でも広東省では特に日本車を好む傾向が強い」という。その理由について分析した。

その1つの理由は「南方人は実用主義」だからだ。南方人は耐久性が高く、面倒を引き起こさないものを求めるが、日本車は故障が少なく安心だという。また、南方は雪が降らないため、車体が軽くてESP(横滑り防止装置)がなくても関係ないとしている。

もう1つの理由は「日本車文化は南方で受け入れられていること」だ。日本車は早くから中国の広東地区に進出し、「東莞市黄江や仏山市九江、広州市陳田村などは、密輸車の『聖地』となり、大量の日本車が輸入された」と記事は紹介。これらの日本車の品質の高さが口コミで広がったのだと分析した。

その他の理由として記事は「香港やマカオでは昔から日本車が多いこと」を挙げた。香港のタクシーは今でもその多くが日本車で、地理的に近い広東人は、日本文化をより受け入れやすい環境だったのだと論じた。(翻訳・編集/山中)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携