2008年8月15日、「中国新聞網」の報道によると、毛沢東（もうたくとう）の出身地・湖南省の省委員会常任委員で宣伝部長の蒋建国（ジャン・ジエングオ）氏は、「毛沢東が築いた基礎がなければ、中国は五輪を開催することはできなかった」と話したという。

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15日に行われた北京五輪組織委員会のプレス発表会で、五輪成功の要因についての質疑応答の際に、外国記者が「海外のメディアから見ると、中国政府はトウ小平（とうしょうへい。トウは登におおざと）の改革開放の成果を強調しているように映るが、毛沢東はどのような貢献をしたのか」と質問した。

これに対し、蒋宣伝部長は「確かに五輪開催の成功は30年におよぶ改革開放の輝かしい成果だ」とした上で、「しかし毛沢東など中国の第一世代のリーダーたちの活躍により築かれた基礎がなければ改革開放もあり得ず、五輪もなしえなかった。最大の貢献は五輪開催の基礎を築いたことだ」と回答したという。（翻訳・編集/HA）