五輪開会式演出のチャン・イーモウ監督、当局幹部就任を否定―中国

Record China    2008年8月14日(木) 21時0分

拡大

13日、北京五輪開会式の演出を担当した著名映画監督チャン・イーモウ氏が、一部で報じられた「国家映画局局長就任」を否定、新作について「時代劇以外の題材で、早ければ年末にクランクインする」と語った。

(1 / 5 枚)

2008年8月13日、北京五輪開会式の演出を担当した著名映画監督・チャン・イーモウ(張芸謀)氏が12日にメディアの取材に応じ、今後の活動について語った。このところ、一部で報じられていた「国家電影局(映画局)局長就任」についてはきっぱりと否定した。解放日報の報道。

その他の写真

開会式の準備に追われ、すでに3年近くも映画界を離れているチャン氏には「このまま政治の世界に入り、国家電影局局長に就任する」との噂が噴出していたが、同氏はこれを「映画こそわたしの一生の仕事だ」と一笑に付した。そして、待たれる新作について「早ければ年末にもクランクインするだろう」と明かした。

新作について具体的内容は明かされず、また複数のプロジェクトが錯綜している状況と見られるが、チャン氏は「新作ではもう時代劇を取り上げることはない」と断言した。中でも、南京大虐殺を描いた小説「金陵十三釵」の映画化が最有力候補と目されている。凄惨な殺戮が繰り広げられた南京で、生き残った聖職者と名家の令嬢、娼婦、負傷兵を描く作品で、もし実現すれば2010年の正月映画になる模様だ。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携