2008年8月13日、北京五輪射撃女子エアピストルで今月10日に金メダルを獲得した郭文[王君]（グオ・ウェンジュン）選手の、失踪した父親探しに新展開が伝えられた。実の父親がネットで名乗りをあげ、「申し訳なくて合わせる顔がない」と発言したというのだが……。広州日報の報道。

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郭選手は幼い頃に両親が離婚し、父方に引き取られたものの、14歳の時に父親が失踪したことをこのほど明らかにしている。「五輪で活躍すれば父親が会いに来てくれるかもしれない」との思いで今まで必死に頑張ってきたが、未だ会えていないという。郭選手の父親に対する強い思いが報道された直後から、インターネット上では郭選手の父親を捜そうと大勢の人が立ち上がった。

この動きに対し11日深夜、「郭選手の父親探し」を取り上げたネット記事のコメント欄に、郭選手の父親と名乗る人物がコメントを寄せた。「娘よ、お父さんは君を祝福しているよ。君はお父さんの誇りだ。けれど、お父さんは君に合わせる顔がない。わかってくれるかな？」といった主旨のコメントは計2回、広東省広州市から書き込まれたことがわかっている。

これを受けてネット上は事の真偽をめぐり、騒然としている。「あなたが父親というのがもし本当なら、勇気を出して娘さんに会ってあげて」とのコメントも寄せられているようだ。(翻訳・編集/愛玉)