<北京五輪・関連>金メダルの瞬間、「離陸遅らせて!」中継に夢中の乗客は…―広州白雲空港

Record China    2008年8月14日(木) 15時47分

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12日の正午は男子体操競技の決勝の最中。中国が金メダルを取るかという瞬間、広州白雲国際空港ではテレビ中継に夢中になった乗客たちが「出発を遅らせて」と願い出るほどの熱狂ぶりだったという。写真は12日、金メダルを獲得した中国チーム。

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2008年8月12日の正午は男子体操競技の決勝の最中。中国チームが金メダルを取るか取らないかという瞬間だった。広州白雲国際空港では出発を待つ人たちがテレビ中継に夢中となり、飛行機に乗り忘れた人、ひいては「飛行機の出発時間を遅らせて」と係員に願い出る人も出るほどだったという。13日付の大洋網が伝えた。

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北京五輪開幕以来、白雲国際空港では出発ロビー、到着ロビーなど各所のテレビで五輪の中継を見ることができる。乗客はみな、手続きを早急に終わらせてテレビの前に向かうため、日ごろ騒々しい旅客カウンター付近は静かなものだ。取材時も大型スクリーンを3、40人が囲み、中国選手の一挙手一投足に拍手を送っていた。

12日の昼頃のこと。成都行きの飛行機の待合いロビーはテレビに映し出される体操チームに夢中になり、新聞紙を床に敷いてまで猛烈な応援を行う人も出るほどの盛り上がりを見せた。搭乗開始のアナウンスが流れるも、まったくテレビから離れる様子はなし。

「飛行機の出発を遅らせてくれ」。飛行機の離陸まで時間は残りわずか。そうはいかずと出発を促す係員に泣く泣く搭乗を開始する有様であったという。(翻訳・編集/小坂)

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