<北京五輪・関連>開会式リハで転落事故、出演者が独舞の大役を降板―中国

Record China    2008年8月14日(木) 5時57分

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11日、北京五輪開会式という晴れ舞台を前に、事故による負傷で出演の夢を断たれたある出演者のエピソードが報じられた。写真は開会式の様子。

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2008年8月11日、滞りなく開催を終えた北京五輪開会式の裏で、大事な晴れ舞台を前にリハーサル中の事故で出演の夢を断たれた出演者のエピソードが報じられた。訊時ネットの報道。

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アクシデントによって降板を余儀なくされたのは、開会式の中盤、「シルクロード」をテーマとしたアトラクションで、式典プログラム中唯一の独舞を披露する予定だった劉岩(リウ・イエン)さん。「文化賞」などを受賞している国内では著名な舞踏家だ。

事故は先月27日のリハーサルで発生した。劉さんが演技中、可動式のステージに飛び移る場面で、劉さんが完全に着地しきらないままステージが動き出してしまい、劉さんはそのまま3m下の地面に落下した。これにより、劉さんは胸椎を激しく損傷した。

事故を聞きつけた演出担当のチャン・イーモウ(張芸謀)監督をはじめ、組織委の関係者らはすぐさま劉さんの入院先に駆けつけて見舞ったという。その際、チャン監督は「五輪と国家のために大きな代償を負わせてしまい、非常に心が痛む。われわれも、国家も、あなたにとても感謝している」と伝えた。劉さんは降板が決まっても開会式の出演者名簿からは抹消されず、従来どおり「A級出演者」として名を残した。(翻訳・編集/愛玉)

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