<中国人留学生襲撃事件>民族主義者の犯行か?政府高官が非難―ウクライナ

Record China    2008年8月13日(水) 15時46分

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8月12日、今年7月に発生した中国人留学生襲撃事件について、ウクライナ最高議会人権代表は声明を発表。国内の民族主義者による卑劣で残虐な犯行だとして、これを非難した。写真はウクライナ。

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2008年8月12日、中国外交部の公式サイトによると、ウクライナ最高議会人権代表は同国内で先月発生した中国人留学生襲撃事件について、「民族主義者による卑劣で残虐な犯行」としてこれを非難する声明を出していたことが判明。

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今年7月20日、ウクライナの首都キエフで宿舎に帰宅途中の中国人留学生5人が何者かに襲われた。5人は大ケガを負い、うち2人が重体となった。この2人は現在回復に向かっているという。

声明では、今年に入り国内で外国人襲撃事件がすでに200件近く発生しており、うちの35件は過激な民族主義者による外国人排斥を狙った犯行と断定。これらの事件で外国人5人が亡くなったという。被害者はすべてアジア系とアフリカ系外国人であり、特に首都キエフで事件が多発していると指摘。人道に反するこのような暴力行為に対し、政府は徹底的に闘う姿勢を示した。

中国外交部と現地の中国大使館はウクライナ政府に対し、事件の真相究明と犯人逮捕を要求。同政府も早急な事件解決と国内に住む中国公民の保護強化を約束した。(翻訳・編集/本郷)

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