韓国で美容整形に失敗する中国人が増加、日本が駆け込み寺に―華字紙

Record China    2018年1月27日(土) 19時50分

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近場で気軽に訪れることができ、しかも費用も安い韓国で美容整形をする中国人が多かったが、近年は日本が人気を高めている。写真は中国の美容整形広告。

2018年1月25日、日本新華僑報によると、近場で気軽に訪れることができ、仲介業者が多く、費用も安いことから、韓国で美容整形をする中国人は多いが、問題も少なからず起きている。

中国人が韓国で美容整形を受けた際の事故やトラブルの発生率は2005年ごろから毎年10〜15%の割合で増加しており、中国メディアは韓国の一部の美容整形クリニックにはさまざまな問題があることを繰り返し伝えている。

そうした事情から、今度は韓国ではなく日本を訪れる人が増えている。その中には、韓国で最初に受けて失敗した美容整形を何とかしたいという人も多く、日本はいわば駆け込み寺になっている。

日本では美容外科医になるには外科医として7年以上の臨床経験を積む必要がある。そしてさらに美容外科医としても3年以上の臨床経験を積まなければ、執刀医として美容外科手術を行えないことになっている。

国際美容外科学会(ISAPS)の会員となることは、高い外科技術を持っていることが国際的にも認められたことを示し、美容外科医としての力量を判断する基準にもなる。会員数は中国が21人、韓国が43人だが、日本は103人。日本はアジアのトップレベルにあると言っていい。

毎日少なくとも1人は中国人患者の手術を行っているという東京都内の美容外科の院長は、日本の美容整形は「ナチュラルさ」と「安全性」だと話す。従業員の1人は「中国人患者への治療は日中友好への貢献でもあると考えている」という。

日本の美容整形は技術の高さや安全性が確保されているが、それでも100%はありえない。だからこそ施術するクリニックは慎重に選んでもらいたいと記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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