<北京五輪・関連>「ピンポンからバスケット外交へ」―米中関係

Record China    2008年8月11日(月) 19時44分

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10日、米大統領が胡錦濤中国国家主席に観戦キップの「おねだり」をした、とまで報道された五輪バスケットボールの「米中対決」。海外のマスコミでは「ピンポン外交」から「バスケット外交」へ、などとの報道が行われている。写真は10日の同試合。

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2008年8月10日、ブッシュ米大統領が胡錦濤(フー・ジンタオ)中国国家主席に観戦キップの「おねだり」をした、とまで報道された五輪バスケットボールの「米中対決」が行われた。海外のマスコミからの注目度も高く、「ピンポン外交」から「バスケット外交」へ、などとの報道が繰り広げられているという。「環球時報」が伝えた。

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米国ボストン・グローブ紙は「1971年のピンポン外交は冷戦時代の米中交流の基礎を築いたが、今回のバスケット対決は世界の2大大国の関係改善に大きな意味を持つと見られている」と論評。

AFPは「バスケットボールは卓球に変わるコミュニケーションの新しい道具。米中の21世紀のスポーツ外交だ」と報道。

また、英国サンデー・テレグラフ紙は「米国は卓球は下手だったが、中国はバスケットボールでますます力をつけてきている」とここでもピンポン外交からの移り変りを指摘。

10日夜に行われた「米中対決」には、中国外交部の楊潔(ヤン・ジエ)部長が同席してブッシュ大統領も観戦。中国のある米国問題研究家は「この試合は歴史上最も多い米国人が注目する対決になり、中国への理解をより促進する絶好の機会になるだろう」と大きな期待を寄せているという。(翻訳・編集/HA)

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